新型コロナウイルスとは?原因・予防・症状・感染状況など解説
昨年末から突如、姿を表し、中国を始め世界中で流行し始めている「新型コロナウイルス」。
この記事では、そんな「新型コロナウイルス」の詳細や発生した原因、予防する方法、具体的な症状、現在の感染状況について詳しく紹介します。
中国では新型コロナウイルスが原因で既に100人以上の方の命が奪われています。
日本でも少しずつ感染者が増えているので、今の内に新型コロナウイルスをよく知って、がっちり予防しておきましょう。
それでは、早速紹介していきます。
「新型コロナウイルス」とは
最初に、「新型コロナウイルス」とはどういうものなのかについて紹介します。
今回の新型コロナウイルスの元となる「コロナウイルス」には、全部で6種類のものがありました。
その内の4種は、風邪の原因となるウイルスで、
残りの2種は、それぞれ「SARS」「MARS」というウイルスで、重度の肺炎の原因となるウイルスです。
そして、今回の新型コロナウイルスは7種目のコロナウイルスとなります。
文字通り「新型」のため、ワクチンや特効薬が今現在ない状態で、かなり危険です。
新型コロナウイルスの発生源・原因は?
次に、「新型コロナウイルス」の発生源と原因を紹介します。
新型コロナウイルスの発生源
このウイルスの発生源は中国・武漢のとある海鮮市場と言われています。
この海鮮市場に居たヘビがウイルスを持っていて、そこから感染が広がった、とされているそうです。(ヘビかどうかは諸説あり)
新型コロナウイルスが発生した原因
このウイルスが発生した原因についてはまだ詳細が掴めていない(1/30現在)そうで、各国の研究所などによっていくつか仮設が立てられています。
今回はそこから有力な説を2つ、紹介します。
コウモリ説
これは、「新型コロナウイルスを持っていたのはコウモリが最初」と言われている説です。
ウイルスを最初に持っていたコウモリから何らかの動物を辿って、海鮮市場のヘビに行き着いた、という事になります。
なぜこの説が言われたのかと言うと、
研究所が新型コロナウイルスと既存のコロナウイルスを比較し、一番近かったのがコウモリ由来のウイルスだったから、だそうです。
過去に中国で「SARS」や「MARS」が流行った時も、コウモリが最初のウイルス宿主だったそう。
数ある説の中でも一番確率が高いのはコウモリが原因説ですね。
中国の研究所説
少し都市伝説っぽい話になりますが、一部で中国が生物兵器としてウイルスをばら撒いた説があります。
その説を裏付ける根拠として、ウイルス発生源となった中国の武漢には2つの「生物兵器」に関わる実験所があります。
その他にも、中国が計画したウイルスという説を裏付ける根拠がいくつかあり、中国政府はそれを隠蔽しているのかもしれません。
※この説はあくまで一説です。信じるか信じないかはあなた次第です
新型コロナウイルスの症状は?
次に、このウイルスの症状や潜伏期間について紹介していきます。
新型コロナウイルスの症状
このウイルスの主な症状は、今の所は以下の通りです⇩
発熱・咳・息苦しさ・筋肉痛・だるさ
症状は普通の風邪とあまり変わらず、人によっては頭痛や下痢といった症状が出るケースもあるそうです。
また、新型コロナウイルスの症状が重症化すると、更にこんな症状を引き起こします⇩
肺炎・呼吸困難・肝臓機能の低下
新型コロナウイルスの症状が重症化する確率は20%、5人に1人と言われており、免疫が低下している人は特に重症化しやすいそうです。
重症化してしまうと命の危険があるため、普段から気を付けておく必要があります。
ウイルスの潜伏期間
新型コロナウイルスの潜伏期間は10日前後と言われており、短い人は1日で、長引く人は2週間ほど、ウイルスが体内に居ます。
新型コロナウイルスは潜伏7日目から症状が悪化する傾向があるそうなので、免疫が低い人はより注意が必要ですね。
重症化・死亡してしまう方の特徴
新型コロナウイルスの症状が重症化してしまったり、ウイルスが原因で亡くなってしまう方の特徴は以下の通りです⇩
・高血圧
・糖尿病
・心臓や血管の持病を持っている方
ウイルスが原因で亡くなってしまう確率、致死率は今のところ2%〜3%と言われています。
ウイルスが原因で亡くなってしまう方の多くは、上記の特徴がある方や、免疫が低いお年寄りの方だそうです。
新型コロナウイルスの治療法
気になる新型コロナウイルスの治療法ですが、前述でも言った通り、「新型」なのでまだワクチンや特効薬はありません。
コロナウイルスによって出てくる症状に合わせて別々に治療をするしか方法はありません。
しかし、1月29日、オーストラリアの研究所で「新型コロナウイルス」の培養に成功しました。
このウイルスを上手く使えば、ワクチンや特効薬が開発されるかもしれないので、そろそろ有効的な治療法が出てくるはずです。
それまでに、日本で感染が広がらないと良いのですが。
ウイルスの感染を予防する方法
次に、新型コロナウイルスの感染を予防する方法を紹介します。
現在、感染予防に良いとされている方法は以下の5つです⇩
①手洗いを入念にする
②マスクを付ける
③咳、くしゃみはひじで押さえる
④健康的な生活を送る
⑤適度な湿度を保つ
順に解説していきます。
①手洗いを入念にする
ウイルスへの感染を防ぐために最も効果的とされているのがこの「手洗い」です。
自分の知らぬ間にウイルスが手に付いてしまい、その手でご飯をたべたりすると…いつの間にか感染している、なんて事になります。
手洗いをする時は、いつもより入念に、指と指の間もしっかり洗いましょう。
②マスクを付ける
また、外出する時は必ずマスクを着用しましょう。
マスクによって、ウイルスが100%防げはしませんが、マスクがある方が感染しにくくなります。
新型コロナウイルスの感染はいつまで続くか分かりません。マスクは消耗品なので、必ず多めに買っておきましょう。
③咳、くしゃみは「ひじ」で押さえる
また、咳やくしゃみは手で押さえるのではなく、「ひじ」で押さえましょう。
手でくしゃみを押さえてしまうと、両手にウイルスがべっとり付き、そこから物を触ったり人と触れたりする事で感染が拡大してしまいます。
勿論、マスクを付けるで予防できますが、マスクを付けていなかった時はとっさにひじで押さえましょう。
④健康的な生活を送る
そして、免疫力を高めるために、普段から健康的な生活を送ることを心掛けましょう。
十分な睡眠をとって、1日3食よく食べる。
こうして免疫力を高めることで、もしウイルスに感染したとしても重症化せずそのままウイルスが逃げ去ってくれますよ。
⑤適度な湿度を保つ
自分の家や部屋では、50〜60%くらいの適度な湿度を保っておきましょう。
空気が乾燥すると、喉の粘膜の防御機能が低下し、よりウイルスが空気感染しやすくなります。
この時期は特に乾燥しやすいので、加湿器などで50〜60%くらいの湿度を保ちましょう。
現在の感染状況【1/31現在】
次に、新型コロナウイルスの現在の感染状況を紹介します。(追記あり)
中国
中国全土でのコロナウイルスの感染者・死者はこのようになっています。
死者 213人・感染者 9,692人
1日におよそ、死者が30〜40人、感染者が1,500〜2,000人増えていて、今後はもっと感染者が増える事が予測されています。
日本
日本全国でのコロナウイルスの感染者は17人になりました。
1/25の時点では感染者は3人だったので、コロナウイルスの感染スピードは非常に早いですね。
東京や神奈川、愛知に大阪など、主要な都市圏に住んでいる方が感染されています。
しかし、感染者はホテル・病院などによって隔離されているので、日本ではあまり感染者は出ないと予測されています。
日本で新型コロナウイルスでの死者が出ない事を祈ります。
その他の国
中国以外の他国では、18ヶ国・合計98人の感染が確認されています。
感染は中国周辺の国から、ヨーロッパや北アメリカの方にも広がっています。
中国には遠く離れたアメリカやカナダ、フランスやイタリアなどでも感染が報告されているので、今後の動向に心配です。
なお、新型コロナウイルスについて、WHO(国際保健期間)が衛生上による緊急事態宣言を出しています。
新型コロナウイルスの情報・まとめ
ここまで紹介してきた新型コロナウイルスの症状や予防方法をおさらいしましょう。
予防方法⇩
①手洗いを入念にする
②マスクを付ける
③咳、くしゃみはひじで押さえる
④健康的な生活を送る
⑤適度な湿度を保つ
症状⇩
発熱・咳・息苦しさ・筋肉痛・だるさ
日本も、いつウイルスが全国に回るか分からないので、早い内に情報を学んで、ウイルスを予防しましょう。
おわりに
さて、今回は「新型コロナウイルス」について詳しく紹介しました。
このコロナウイルスのせいで東京オリンピックが延期・中止になってしまうのでは、という懸念もされています。
とにかく、このウイルスは感染力が強いので、日頃の生活から気を付けておきましょう。
本記事が参考になれば幸いです。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。